新着情報 北九州市立高等学校の文化祭にて共同出展を実施~高大連携を通じて拓くesportsの未来~
本学のeスポーツ研究およびe-スポーツ同好会の活動の一環で、2025年5月31日(土)に開催された北九州市立高等学校の文化祭において、高大連携協定に基づく共同出展を行いました。今回は、「esports」をキーワードに、大学と高校それぞれの強み(シーズ)を持ち寄り、教育的?社会的意義を探る貴重な取り組みとなりました。
出展ブースでは、高校生によるesportsゲーム体験会をはじめ、本学が開発?保有する各種計測機器を活用した体験コンテンツを実施。来場者は7種類のヒューマンベンチマークテスト(反応速度?記憶力?色覚など)を自由に選んで体験し、自身のパフォーマンスを匿名で記録しました。さらに、認知トレーニングツール「ニューロトラッカー」や、人気レーシングゲーム「グランツーリスモ」を活用した集中力?操作能力の測定体験も提供され、大きな注目を集めました。
本学では、これらの活動を通じて、単なる娯楽にとどまらないesportsの教育的価値を模索しており、とりわけヒューマンパフォーマンスの可視化やデータ活用に関する実践知の社会展開に力を入れています。今回の文化祭では、高校生が主体となって企画したゲーム体験に、本学の研究資源や技術を組み合わせることで、より深い「学びの場」を創出することができました。当日は多くの高校生や来場者が本ブースに立ち寄り、体験後には西日本工業大学のパンフレットを手に、esportsや工学系の学びについて興味を持つ様子が見られました。参加した本学の学生も、運営や説明対応を通じてプレゼンテーション力や対人スキルを養うことができ、互いにとって実りの多い機会となりました。
参加学生
- 石飛 潤成さん
- 中村 友乃さん
- 上原 芳斗さん
- 成清 太一さん
- 稲嶺 優真さん
今回の取り組みは、高大連携協定に基づく実践的な協働の好例であり、今後も地域の高校との連携を深めながら、esportsを通じた次世代型教育の可能性を追求してまいります。